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MONOLOG-70の謎 [Monolog 70]

どうにも不思議な癖のある機体で、気になって眠れません(~_~)

側面からの画像を眺めていたら、こんな仮説が思い浮かびました。
メモだけ・・・

極端なアップスラスト
垂直上昇中を想定
プロペラ後流は胴体側面に沿って流れる。この時スラストラインより上の垂直尾翼面積が極端に大きい機体=機首が左へ取られる。ふつうこのためにサイドスラストを付けて力を打ち消すようにします。一部の水上機の様に胴体下側に大きく垂直尾翼が張り出した場合逆の効果が出ることは良く知られています。
モノログ70のスラストラインを機首から尾翼まで引いてみるとその線は、なんとラダー下端に到達します。ということはプロペラ交流の主翼上面の流れはそのほとんどが垂直尾翼左側を押し続けることとなっています。逆に言うと右側面のプロペラ後流はほとんど胴体下を通過してしまうので影響がありません。
なるほど・・・これですね。
垂直上昇中=アップスラストで機首がドンドンアップ側へ倒れて行く。さらにプロペラ後流の影響で機首が左へ曲がっていく。

じゃあ、スロットルオフの状態で垂直効果の時、なんで右へ曲がっていくのか・・・?

機首のカウル形状をみるとこの機体は側面効果を大きく出そうとして、カウル前端から左右へ平面のまま胴体側板へと繋がっています。ところがこのセンターラインがサイドスラストを付けている関係で胴体中心線より右へ来ているんですね。ということは胴体自体を翼型に見立てると、本来は対称であるはずが左のふくらみの大きい半対称型になってしまっている。で右へと曲がっていく。
殆どのF3A機は機首がこれほど平面のものはなく、ゆるい曲率のカウルとなっていますので影響は無かったのでしょうが、この機体はその特徴を生かそうとするあまり、ちょいとやり過ぎましたね。

うーん、謎が解けたような気がする。
この1週間、楽しみが出来たな~。果たして上手く行くかな??

(追記: いまカウルを見返してみたが、それほどとんがっているわけではないな~。でもやっぱりカウル自体は右向いてるからな~。微妙だ・・・)
(さらに追記: カウルの件はちょっとこじ付けっぽいな~(笑) なのでやっぱり水平飛行サイドスラスト不足→ラダートリム右→降下で右ずれ・・・の気がする。要確認ですね。)


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ポルコ

空力って、ちょっとしたところでメチャンコ作用してますよねぇ。アルチメイトの支柱のときもそうでしたし、車長が4センチ程度のスロットカーでもビックリさせられたことがあります。鈍感な私でもハッキリ分かるほどでした。
mamuさんの仮定が当たっていて、よい対策が見つかると良いのですが。
風女以上に悩ませてしませてしまうと、なんだか責任感じてしまいます。と、言いながブログ読むのが楽しみなんですが(^_^;)
by ポルコ (2012-01-30 20:45) 

mamu

ちょっと今週は夜な夜なヒコーキを弄る時間が無いので週末まで厳しいのですが、まずは普通のディメンションにマウントを直してみます。改めて胴体を見ると、スラストラインに比べて水平尾翼の位置が低いし、胴体上半分の面積がやたら大きいな~。昔飛ばしてたG202の様だ。あれも水平の位置が低くてかつアップスラストで垂直上昇での癖に悩んだな~。これほど酷くは無いけど。しかし改めてラダーのトリムを見るとセンター何だよね。これでなんで下降で右へ流れるんだろ???謎は深まる。
by mamu (2012-01-30 23:31) 

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