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F3Aの勧め [F3A]

時々、思い出しては同じことを何度も書き込んでいます。

「F3Aの勧め」のタイトルではありますが、競技をすべしと言っているわけではありません。結果的に競技に参加すれば技量も上がるし、楽しみの深さ・広さが格段に増すことは間違いないのですが、趣味の世界ですから、競うことを良しとしない方もおられるだろうし、カテゴリーに嵌らない方もおられますので、敢えて競技は前面に出しません。競技に参加しなくとも、F3Aルールに基づいた飛行を行うことで得られるメリットは多いのでお勧めする次第です。

ここ何年かF3A以外の飛行会に参加させていただいて感ずるのは「勝手気ままフライヤー」が殆どだなぁってことです。これは失礼な言い方だったかもしれませんが、「いつも飛ばしている飛行場だと思うように飛ばせるけど、環境が変わると飛ばせない。着陸で上手く降ろせない。クラブの運動会等でリボンくぐりや定点着陸をしようとすると上手くいかない、機体を痛める。」ことはよく見かけます。「飛ばしたいように飛ばすのが楽しいのだ。俺は自由だ。」と言って飛ばしているのが、実は「自由に飛んでいるのは飛行機の方で、飛ばしていると思っている方は、勝手に飛んでいる飛行機をたまに落ちない程度に鞭打ってるだけ」なんですね。いつもの飛行場でしたら、たまに鞭打つタイミングがわかっているから上手く飛びますが、他所へ行くとタイミングが狂ってバタバタ、ってことです。大体8割が(その中でも上下ありますが)、そういった自由フライヤーのかた。例えば某水上機大会では自由飛行の他、競技形式のフライトも組まれていて、離着水、タッチアンドゴー、水平飛行と単純な構成ですから誰にでも簡単にできるはずなんですが、ちゃんと考えて飛ばしている(と思われた)のはほんの数人だけでした。水平飛行のコースはどのように取るか、センターで離着水するにはどの位置に持ってくるか、タッチアンドゴーはどれだけの長さを取るか、その長さを確保するのにはどこで接水するか等々、全くノープランなのです。プランがあったとしても普段からそういう飛ばし方をしていないのに、突然やろうと思ってもできるはずはありません。そのためにF3Aの飛ばし方が役立つんです。これは飛行技術の向上のため、何より「安全確保」のために非常に役立つ「ジャンルにかかわらず飛行機を飛ばす上で必要な要素」なので、是非身に着けていただくようお願いしたいのです。

飛ばし方だけではなく、機体製作、リンケージ、調整方法への理解が深まります。リンケージのおろそかな方がものすごく多い現実。怖いです(-_-;)

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