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3ブレードのペラについて [ラジコン]

この数年、私は70パターン機には木製の3ブレード(以下3BWと略します)をメインに使っています。なんで木製かは単純にカーボン製で使えるサイズが無いからなのですが、木ならではの良さもあるのです。一般的にはファルコンの2Bカーボンペラが主流で、しかも最近更に19インチとか大径化の方向にありますね。にもかかわらず3BWを使用した機体が、また1機私のとこに増えましたので、この機会になぜ人が使わないようなペラを使うのか?をご紹介します。前提として「決められた演技を決められた空域で飛行しなければならないパターンフライトでの優位性」ということで話を進めていきます。ですから、スカッとカッ飛ばしたり、気儘にグリングリンやって飛ばすのには、全く合いませんので、ご承知おきください

先ずは特徴を書き出してみます
【その①非効率】端的に言って3BWペラは非効率です。
効率悪いのなんて使えないじゃん!! ごもっとも。一般的にはそうですよね。わざわざ限られた容量の中で、無駄なエネルギーを使うなんてアホですわ。しかーし一見無駄に思えるものでも、実際その効果たるや、まるでマジックのようにフライトを助けてくれるのですよ

【その②濃厚なトルク感】トルク感て何??
私の言葉ではこんなんいいますが、あくまでもイメージで語っています。人によっては感じ方が違うでしょう。粘り腰とか、マイルドさとか、柔軟性とか、オートマティカルとか。これら共通して言えるのは、とがった感じがしない、滑らか、たおやか、余裕ということでしょうかね

【その③等速感】水平飛行、上昇、降下それぞれの場面で、急な速度変化が起こり難く一定の速度を保つのが容易。これ「あくまでも保つのが容易というだけ」で、勝手に等速になるということとは全く違うので、誤解無きよう願います。等速に保つのは操縦者の操作ですから、同じ仕様の同じ機体を飛ばしても、操縦者Aでは等速に飛んでも、操縦者Bでは上りが速く下りが遅いとかはよくある話です。それなりの先を見越したスロットルワークができることが最低条件で、あとは遣り易いかどうかの話をしているわけです

【その④折れやすい】(笑)
実際に何度もやってますが、少しでもペラを地面に当てると簡単に折れてしまいます。でも折れたものは瞬間接着剤で簡単に治ります。お勧めはできませんけど(笑)。出来るだけ折らないように気を付けましょう~

ということで④は置いといて、①~③についてもう少し詳しく説明しますね

続く・・・

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