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神経細胞 [ラジコン]

運動って、初めは出来ない動きでも繰り返しやっているうちに、いつの間にか出来るようになるもんですね。自転車とか、スケートとか。でも相応の時間かかります。が、ある日突然できるんですよね~。やってて出来るというよりは、寝て起きてやってみたら出来た。みたいな。なんでかなーと思ってたんですが、私はン十年前ある時突然に顔面神経麻痺になりまして、麻痺って、要は神経回路が切れちゃったんで、例えばモーターの電線が切れた状態。電線を繋ぎ直さないと復旧しないわけです。動くべきところが動かないというのは辛い。相当日数はかかりましたが、それでもある日、動くようになりました。神経が繋がった-と実感した瞬間です。
運動をするということは、その為の回路が必要なんです。神経麻痺のように元の回路が切れちゃったら、いくら動かそうとしても動きませんが、回路自体が機能しているなら、すでにある回路を組合わせて新たな動きをすることは可能です(新たな動き=自転車に乗るとかいうようなこと)。そのような動きは、考えながら動かすことは可能ですが、遅い。また失敗も多いんですが、でも繰り返し同じ動きをしていると、その為に最適な神経細胞が生まれて最短の回路が新たに作られ、スピードアップが図られます。そうなったらしめたもの。今までは考えながら動かしていた筋肉が、考えなくても自動的に瞬時に反応するから、どんどん機能するようになります。

出来ない、うまくいかない、というのは、この最短の回路ができていないから。できるまで根気強く、同じ動作をすれば回路が繋がりできるようになります。出来ないのはそこまでの鍛錬が足りないから。回路が繋がるまで至らないうちに諦めてしまうので、出来ないんです。
ラジコンも同じですね。練習頑張ろう!!

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