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(続)コントラはどこが違う? [Contra Drive System]

従来機との違いを書きましたが、それが欠点かというとそうでは無くて、特徴を踏まえた機材の設計・選択、対応をすれば良いんです。
じゃあメリットは何か?
一番のメリットは機速のコントロールがやり易いということだと思います。飛ばしてみて分かったんですが、ペラの回転数の変動が少ないのに速度の変化が大きい。ということは、少ない回転変動を大きな操作幅で動かすので緻密なコントロールができると共に、機体に係る外的要因も少なくなるので、より安定性、つまり座りの良さが出るものと期待できます。速度のコントロールがし易いということは、ジャッジがよく見える位置取りをし易いということに繋がりますので、機体の座りの良さと合わせてこれは相当優位と言えます。

機体の座りの良さと書いてあって、アレ?っと思った方。前の記事に「どこ行くか分かんない〜」と書いてたのに、なんで座りがいいのだ!!矛盾してる!!そうです、そうなんです。そこがコントラの不思議なところで、ポン乗せでどこ行くの〜状態からスタートして、あの手この手と色々調整して、仕掛けも加えて機体の直進性が担保されてくると、今度は妙に機体が落ち着いて来ます。特に少しパワーを掛けて加速しかけの時に、従来以上にどしっと重みを感じます。この状態で演技に入ると、非常にその後の線がビタッと出るんです。その掛け具合ではスコっと抜けたようになる時もあるので、まだ探りながらの状態ですが、そこをつかんで仕舞えばかなり線の太い図形が描ける手答えが確かにありました。

と書いてきましたが、やはりコントラ専用設計じゃないとその特性は活かせないですね。これまでの機体は長年かけて進化熟成して来た結果で、どれも同じようなディメンションなのは当然の帰結です。一方コントラの歴史はまだ世界でも数年。日本じゃ2〜3年。専用機がようやく出始めたところで、まだまだ試行錯誤の状態です。専用と言っても従来の延長線ですから、これからはもっと違った考えに基づいた設計の機体が出るでしょう。楽しみです。私もちょっとアイディアがあるので、試したいと思っています。

現状、まだまだ今までのメイン機の方がパフォーマンスが高いので、FAIパターンはそちらで練習しますが、一方でコントラのテストも継続して熟成させたいですね。やる事多いわ(笑)

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