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大会準備 [大会]

さあて、ぼちぼちシーズンインが近づいて参りました。
先ずは1か月後のカシオペア小型スタント機大会ですが、セレナの水上機仕様で出よ!!との主催者からの要請(笑)がありましたので、練習せねばなりません。よく飛ぶ飛行機ではありますが、そうはいってもそれなりにやり方がありますので練習は必要です。昨日ようやく滑走路が白くなったので飛ばせました。飛ばす位置、大きさの確認が出来て良かった。そこで分かったのは、電池がへたる後半になるとフロートがついているが故の癖が強く出てくることです。カシオペア大会は参加者が多くなることが予想されるため1回の出番で2回パターン飛行を繰り返すこととなりそうです。そうなると初めに気持ちよく飛ばしてしまうと2回目が苦しくなります。そこの配分を考えねば。それが分かっただけでも昨日は飛ばせて良かった。

ところで、関東地方では初となるカシオペア大会に向けて、参加予定の皆さまは鋭意練習中のご様子ですね。私は今回「コミック部門」(笑)での参加なので、皆様には是非頑張っていただきたく、微力ながら裏方でお手伝いさせていただきます。

つきましてはお手伝いになりますかどうかわかりませんが、パターン飛行上達のコツをご紹介しますね(カシオペア大会には間に合わないかもですが)。
①大会に出る機体を決めたら、目指す大会までは他の機体は飛ばさない
②良き師匠を見つける
③集中力と反復練習

①パターン飛行(スタント)大会って何かって言ったら「決められた空域で決められた図形を正確に描いた人が偉い」って競技です。なので相当に微妙なコントロールが必要です。機体を変えるとその度に感覚が元に戻るまでには、最低でも数フライトを要します。てことは折角の日曜日に飛ばしても、感覚を戻すだけで一日を終えるってことになりかねません。これでは進歩がありません。「趣味だからいろんな飛行機を飛ばして楽しみたい」のは当然ですし、私もそうしたいです。ですが大会に出るという目標、パターン飛行が上手くなりたいという望みがあるのでしたら、それが達成されるまでの間はその目標に向け頑張りましょう!! あれもやりたい、これもやりたい。それでも上手い人はいます。いますが彼らは極一握りの「天才」です。凡人が天才と同じ事やっても、同じようには絶対に出来ません。
機体の調整・整備は完璧にやりましょう。私も他人様の機体を飛ばさせていただく機会があるのですが、トリム調整すらもされていない方がいらっしゃいます。舵角も必要のない程大きい場合も多々。重心位置も合っていない。非常に飛ばし難い機体を当たり前のように飛ばしています。市販されている機体でしたら大概スポーツマンクラスの演技は出来ます。飛ばし易いかどうかは調整である程度カバー可能です。ご自身の機体の調整がそれでいいのか悪いのか、他の人に飛ばして貰って判断していただくのも一手です。

②師匠って言っても、そういう環境に無ければどうしようもないのですが、いなければ自分から押しかけるっていう程の熱意も必要かもしれません。自称「師匠」の「教え魔」さんにはご注意ください。あっ私??(笑)。私は聞かれたらその3倍しゃべっちゃいます。ごめんなさいm(__)m
誰に聞いたらいいか判らない場合は、できればここ10年以内のF3A選手権フライヤーか現選手権ジャッジをされている方がベスト。大会ってF3Aルールに準じてジャッジングされますので、過去の経歴がどんなに素晴らしくても、現在の基準に合わないことを教えられることがあります。ご本人に悪気はないのですが、それは今は違うよねっていうことがよくありますので注意が必要です。
で、聞くからには素直に実行しましょう。面白いもので「聞き魔」ってのもいらっしゃいます。いわゆる「教えてちゃん」ですが、いろんな人に聞き捲るんですが、聞いたことを自分なりに勝手に解釈して、言われた通りには絶対しない人。折角核心をついた良いアドバイスを貰っているのに無視する人。だったら聞くなって思うんですけどね~(笑)

③フライト中にしゃべる方がいます。それもその方のスタイルなので否定はしませんが、私は少なくとも練習フライト中に話しかけられるのはちょっと困ります。色々考えながらやっているので、会話に頭を使う余裕がありません。生返事だったり無反応だったりしますが、そういうことなのでご了承願います。余興で飛ばしてる分には声かけてもらっても一向に構わないんですけどね。演技中に「あー失敗」「上手くいかないー」って口に出てる方もよく見かけますけど、それは他人を意識しているからなんです。言い訳ですね。集中できていない証拠です。フライトの「失敗」は当たり前で「失敗」は恥ずかしいことではありません。如何にその失敗を修正するかを考えることが大事。どこがどうなったから失敗なのか。原因はどこにあるのか。それが解明されない限りは同じ失敗が何度も繰り返されます。「失敗」で終わるのではなく、それが上達のスタートラインだということを感ずるべきです。そもそも「失敗と分かった」ということは、「失敗じゃない形のイメージがある」ということですから、これは明確な上達への前進です。前向きに捉えましょう。
どんなスポーツでも、習い事でもそうですが、回数を重ねることは大事です。上達するということは筋肉のコントロールであると言えます。筋肉をコントロールするにはそのための専用神経回路を作ることが必要です。神経回路は必要であれば他に先駆けて作られるし、必要でなければ衰退します。神経回路は細胞ですからそんな1日や2日でできませんのである程度の期間が必要です。その間、動作を繰り返すことによって作られます。だから皆練習するんですね~。私の勝手な考えかもしれませんが、練習して少しずつ上手くなっていることを実感することってなくて、ある時から突然できるようになります。それって新たな神経回路が繋がったからだと思うんです。しかも毎日ダラダラやってるよりも、連続してやった後でちょっと休んだ後に突然できたりします。やらなかったら何にもできませんが、集中してやって休む、でまた集中してやって休むってことの繰り返しで前進している気がします。やっても出来ないからって、そこで止めてしまったら何にもなりません。繰り返すことが大事。せっかく育ち始めた芽を摘んでしまったらもったいない。

なんでパターン飛行をするのかっていうと、要は飛行技術の向上のためなんです。技術がなければ危険を呼ぶ。安全に飛行を楽しむためには必要で大切です。辛くなったら原点に返って、将来の楽しみのために今腕を磨く時期なんだ、という意識でやったらいいんじゃないでしょうかね。間違いなく後で役立つ技術ですからね~(^_-)-☆

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