SSブログ

温故知新 3 [ラジコン]

さて、典型的サンデーフライヤーが九州でF3Aに目覚め、オールジャパン大会やクラブ対抗大会へ出るまでにドップリのめりこんだものの、また転勤で関東へ戻ったら元のサンデーフライヤー生活になってしまいました(^^ゞ 環境に左右されやすい性格なんです(笑) さらに徳島転勤でF3Aオンリーとなり日本選手権にも出、その後、大阪で鍛えられたのも束の間、またまた関東へ異動し、今年4月より山形県の米沢市に腰を下ろしております。

なんか私の履歴書みたくなってしまいましたが、お題に戻りまして、改めて空飛ぶものは空気次第。目では見えない空気を相手の七転八倒なんだなと、思うのであります。
サンデーフライヤーでとにかく飛べば楽しかった時代から、F3Aをやるようになって、空気の状態、空間認識がどれだけ重要かということが分かりました。飛行機が飛べば楽しかった時分は、飛行機だけを見ていればそれで十分だった、いや、それしか見られなかったのが正直な話なのですが、今は飛行機はボヤーっとしか見ていないです。視力が落ちたせいもありますが、飛行機を飛ばす空間全体を意識しながら飛ばしています。ちょっと行き過ぎた表現かもしれませんが、空間認識50%、飛行機50%な感じですかね。自分がパイロットというよりも第三者的視点で見ている感じかな?パイロットではあるんですけど同時に観覧者でもある、みたいな。

ラダーオンリー機で上昇下降はスロットルコントロールだけが頼りで、それで自由に(自分が思ったように)飛ばせるのか?と思われるかもしれませんが、先に言いました空気の状態と空間認識が役立ちます。空気の状態とは気温と湿度、それに最も影響をうける風。空間認識とは機体の居場所とベクトルの把握。これらを総合的に判断して機体を自分が置きたい方向へ向けてやります。舵が一つしかないゆえにこれら状況の判断と操作を常に頭の中で計算し続けます。舵が一つしかないと書きました。確かに動く舵はラダーだけですが、スロットルと合わせると実にさまざまなファクターとなり、機体をあらゆる方向にコントロールすることができます。不自由さは頭を使えば何とかなる。この空間認識の鍛錬にはF3Aの経験がストレートに生かせますし、また、ラダーオンリー機の経験もF3Aにフィードバックできます。全く違う正反対のような機体ですが、繋がるところがあって、というか、力学は同じで、まったくもって面白いです。

ラダーオンリー機の普及をしていきたいですね。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。