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ハンデ付大会考 [大会]

1.6mクラスの機体の大会が増えてきました。1.6mでも大き過ぎる気はしますが、それでも持ち運び、フライトエリアを考えるとフルサイズに比べれば気が楽ですねー
そんな機体をスポーツマン級で競技会をしていただくと、経験の浅い人からベテランまで等しく楽しめて、上達の目安とも出来るので本当にありがたいことです
このクラスのパイオニア的存在がカシオペアさん主催の大会ですが、特徴的なのは獲得点そのもの素点方式と、技量に応じてハンデキャップ点を加減する方式を併用して、参加者の誰にでも入賞のチャンスがあるところにあります。これまでもハンデ制はありましたが、ざっくりしたハンデだけなので腕の立つ人にとってはあまりに非現実的なハンデで入賞のチャンスが無く、いまいちモチベーションが上がりません。カシオペア方式は過去の実績と参加者平均点との差をハンデとする他、素点での表彰もあるので、皆んなが楽しめる大会としているのがミソです。
ところで、このハンデ制を採用するにあたって、前提条件がありまして、ジャッジメントは0点から10点までの点数をフルに使っていただかないと点数差が出ません。ローカル大会だから甘めにと、例えば7点から10点までで点数を出すことになるのでは、狭い範囲に点数が集中してしまい、差が出なくなります。また初級者も上級者も同じ基準で点数を付けないと、大会の継続性にも支障が出てしまいます。大会主催者はジャッジ基準について、事前にジャッジと打ち合わせして統一する必要があります。甘くて点数が出て楽しいのはその時だけ。継続性を考えたら、いつもブレない基準でジャッジしないと廃れてしまいます。本当の実力を点数に反映させて、順位は実力から導き出されたハンデ点でアジャストして反映させないといけません。ローカル大会だから、今回の基準はこんなもんで、なんてのは止めていただきたいものです(^_^;)関西はその点先駆してますので、ブレないジャッジングは信頼感があります。

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