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効率的にブン投げる [ラジコン]

SAL(あるいはDLG)は、陸上競技でいえば円盤投げやハンマー投げに近い。
それ自体動力を持たない飛行機(=だからグライダー)を「人力」で出来うる限りの高度に投げあげ、最大の滞空時間を獲得することに尽力する。
この種目(あえて種目と言わせていただこう)は二つの要素が存在する。
一つは最高高度の獲得。全くの静気流においては高度は最大のアドバンテージになる。ゆえに高く上げることが最大の目標となる。身体をどのように使って、飛行機の初速を上げるかに集中する。純粋にスポーツである。
二つは、飛行技術である。この中には操縦技術と状況を見極める観察力、情報処理力、判断力が求められる。
己の身体(マッスル)能力を最大限に活用した後は、脳の活動を最大限に引き出す。こんな二極面にわたって楽しむスポーツが他にあるだろうか?
これがハンドランチグライダーの醍醐味である。

と、ムック本の様な書き出しですが、先日、出来心でついポチってしまったJR製1mサイズハンドランチグライダーAIRFLOWを飛ばして、上記のことを10年振りくらいに思い出した次第なのです。

投げ方としては機体主翼端を持ち(指を掛ける棒がある)身体を中心に水平方向に回転させながら、回転で得た運動エネルギーを手を離す事によって高度に変換するという事です。この投げ方をサイドアームランチ(SAL)、とかディスカスランチ(DL)といいます。
一般的にモノを投げるときは野球で言えばオーバーハンドで投げますが、その際、初速を与えるために使える移動距離は、腕の長さを60センチ、腕の付け根から90度回転するとして約1m。それに対して、体を軸にして回ると、機体の翼の長さの半分50cmを入れて半径110cm。それを1回転すると実に6.9mもの距離を使えるわけです。この違いが速度差となるわけですね。

ん~。暫くこのネタで繋げるかな・・・(笑)


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