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雪と水 [水上機]

水上機は雪上機でもある と思ってましたが、どうも事はそう簡単なものでは無いようです^_^ 89828654-72A3-4F53-B1C5-A3D2AC3A7C8E.jpeg
雪は個体、水は液体。その特性を考えないといかんと言うことを、今回改めて考えさせられました。水はあくまでも水で、機体に与える影響で言うと1番大きいのは波。雪面が動くことはありませんが、水面は常に動いてますからね。それと水は粘性が高い。粘る。そして急な力を掛けると固いが、ゆっくりと力を掛けると柔らかい(笑) 方や雪は温度で特性が大きく変わりますし、結晶の結びつき方でも硬さが変わります。実際に飛ばしてみると水面の方が遥かに安定的ですね
ちなみに昨日は夜間にサラサラの新雪が降った状態で、スキー場でいえばパウダースノー。新雪滑りでメッチャ楽しいやつですね。スキーやる方なら分かるでしょうが、新雪って抵抗が大きいからスピードは出ません。しかし浮力は少ないので少しの左右バランスの乱れで簡単に姿勢を乱してしまいます。微妙な力加減が必要です。要は踏ん張るところが無いから、板の揚力のでるところと重心位置を探って、かつ左右のバランスを取りながら方向も決める。って感じで、ゲレンデスキーとは別物です。 セレナを飛ばそうとして、スロットル入れた瞬間にフロートが雪面に潜って刺さってしまい、そのことを思い出しましたよ(笑) 760310C3-E011-4270-8592-1D85E3B2ABCE.jpeg
暖かい車内から取り出して直ぐに、フカフカの雪面に置いてスロットル入れたら、そりゃ滑りませんて!スキーでも、先ず履く前に板の温度を雪面に馴染ませないといけませんよね。暖かい滑走面を冷たい雪に当てたら、溶けて水になってそれが凍って滑走面に張り付きます。でさらにその凸凹に雪がくっ付きます。滑るはずありませんよねぇ。そりゃ頭から突っ込みますわ
この時もう一点失敗してました。頭から突っ込んだ際に、ペラで雪を巻き上げ、それが翼にくっ付いたのに気付きませんでした。さらに機体を持ち上げた時、雪面にも触れていたようです。滑走面同様、暖かい機体に付いた雪は溶けて氷となって張り付いていたんです。結果、離陸したはイイがもの凄く不安定。なんだこりゃ?!状態。とにかく真っ直ぐ飛ばないし、エレベーター引いたら左右に首を振り、スロットル上げるとトリムか狂い、速度を落とすと失速の嵐!!何事が起こったのか暫く訳が分からず、サーボが死んだか?舵になんか挟まったか?どうした??とビビりましたが、様子を見ているうちに舵はちゃんと効いているのでメカトラでは無い。挙動が、翼になんか付いてるか、剥がれたかっぽいと思えたので、とりあえず降ろそうと失速しないやや速い速度でアプローチしました。それでも接地寸前で失速して傾いて降りました。回収してよくよく見ると、左主翼翼端から1/3の範囲で雪が付いていました。凍ってますのでたしかにコリャ性能落ちるよなぁ。タービュレーターでアレだけ特性が変わるんだから、こんなびっしりと雪が付いたら翼の役目成してないなぁ。翼型って大事!! ということで、雪質によるタキシングでの操作方法、飛ばす前の準備・手順の大切さを改めて感じる事が出来ました
以下、タッチアンドゴーのみの動画です
フカフカの雪にはセレナよりもTUNA-Kがバランスいいかも。今度試してみよう。リーフ400はスキー仕様だな
しかし、予報はずーっと雪なのよねぇ(泣)

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