アライメント確認 [Fantasista 70E]
飛ばし易い機体になったので、今後のために現状のアライメントを確認しておきます。
先ず主翼を0°に設定して、この状態で尾翼が-0.5°、カナライザーが-0.9°、モーターアップスラストが0.9°でした。重心位置は主翼ルート前縁から143mmです。
言い換えますと、主翼迎角0.5°に対してカナライザーは前下がり0.4°です。実は水平尾翼に対してカナは平行と思ってましたのでちょっと意外でした。修理後初期はもう少しマイナスが少なかったんですが、飛ばしながらカナの角度を変えたら貼り付き、ロールの入りが良くなったところが今の位置。
スラストがアップてのはおかしいんでは?て方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に垂直上昇で真っ直ぐ上がるセットなのです。フライングテール機は重心位置、カナライザー、スラストで水平飛行の姿勢、垂直上昇の癖、ロールの通りを調整します。
この機体の場合、カナライザーの位置が主翼後縁に近いところにありますので、カナライザーを前下がりにする程にピッチ方向はアップに行きます。エルロンを両方跳ね上がるとアップに行くのと同じ効果ですね。それを理解した上で、塩梅が良いところを探っていきます。ご参考まで。
で、これはファンタ70の話なので、他の機体はどうなのかは全く分かりませんので悪しからず(^_^;)
【追記】
ファンタはスラストラインに対して低い主尾翼位置ですし、私が犬歯尾翼にしている事で更に胴体下部の抵抗が増えたことから、おそらくノーマルよりもアップスラストが必要なのではないかと思います。今度の新ファンタ70はどうなんでしょうね?