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スポーツマン演技の大切さ [F3A]

【日本無線航空会は、飛行演技種目を下記の表3に示す通り8段階に分類して、初級クラスの演技種目(ビギナーズ、ナービス、スポーツマン、アドバンス)を取得してから上位演技種目(FAI/F3A)にチャレンジしていくことが必要である】

JRAの演技細目の書き出しがこのようになっているので、「スポーツマン演技は初級クラスなんだ」と思われがちですが、ちゃいます!!(それ以前に文章がおかしいと思うんですが?)

スポーツマンは基本演技のみで構成された超濃縮F3Aパターンです

検定会ではステップアップ手段、単なる通過点としか認識されていないきらいがありますが、F3A演技のベースとなるものなので、ほんと疎かにして欲しくないです。検定会でマスターズ持っている人がスポーツマン演技でオール10点取れますか? 私はF3Aがスランプの時、環境が変わった時、機体が変わった時等々スポーツマンを立ち返るべき原点にしています。

演技が単純だから初級?複雑だから上級?
そういうのは無線機器等ハードが未発達だった時期の考え方でしょう。そろそろ見直してもいいんではないでしょうか?

それはそれとして、スポーツマンって、飛行時間、機材ともに手頃です
それでもって、正確に飛ばそうとすると、めっちゃ難しい
難しいけど形は単純だから、修正すべきところは発見し易い
ゆえに修正の練習がし易い
練習すれば結果が現れる
修正できれば、次の修正点へ進める

という具合にToDoが明確です
本来修正すべき点に気付かず、複雑な演技を重ねていく毎に余計に修正点が絡み合って訳が分からなくなる。そういう方も多いのではないでしょうか?
知らず知らずに癖が出ます
癖は自分では気付きません
そんな時はスポーツマンで整理するってのが良手です

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