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水上機入門 水上操作 [水上機]

準備万端
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機体を水面に下ろして・・・の前に、もう一度、舵の確認とモーターの回転を確認します。水面に下ろしてみたものの、舵が逆とか、モーターが回らなくて漂流~ではガッカリです。念には念を入れましょう。そういえば舵のチェックとしてガチャガチャ動かして「OK動くよ」ってやってる方を見かけますが、動くだけじゃヤバいですよね~(-_-;)
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①風向き
水面に下ろしてそのまま放置すると、機体は自然に機首を風上側に向けます。陸上と違って抵抗が少ないので、少しの風にも機体は姿勢を変えようとします。まずは、その感覚を覚えましょう。
静止状態からスロットルを少しだけ上げます。水上機は急の付く動作をしてはいけません。雨雪の日の車の運転と同様です。微速前進を維持しながら、ラダーを操作して反応を確認します。自分の前を楕円状にタキシングさせます。風に向かう時と、風下に向かう時では、機体の動きが違います。場合によったら全然思った方に動かないこともあると思います。そんな時は、スロットルを併用して尾翼にプロペラ後流を多く当てたり、エレベーターをアップにして水中舵をより深く水に浸けて、効きを良くする方法があります。一方でスロットルを抜いて、風に任せて自然に機首を風上を向かせるってのもよく使います。闇雲に突っ走るだけが能じゃありませんので試してみましょう。風向、風速で操作方法は無限にありますので、とにかくタキシングして慣れるのが一番です
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②速度感
タキシング速度が遅すぎれば、方向転換が儘なりませんし、速過ぎれば転覆してしまいます。その速度感も大事です。
そんなことしてないで早く飛ばしたい!! ってところでしょうが、この水上での操作ができなければ、着水後の回収ができません。慎重に~
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③滑走〜離水
タキシングに慣れたら、風下側に機体を持って来ます。風上に正対した状態でスロットルを徐々に上げていきます。
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最初はテールを大きく下げた状態で盛大な水しぶきを上げます(ハンプ)
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更に速度が上がるとテールが上がると同時に急に速度も上がり、フロートのステップ付近のみ水と接した状態になります(プレーニング)
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よく調整された機体では、このままで自然に離水しますが、滑走距離が長い場合は少しだけアップを引くとすぐ離水するはずです。アップを引いていても離水しない場合は、フロートの取付角が少ないので、改めて指示通りの取付がされているかを確認する必要があります。ここはまた改めて説明します。

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水上機入門 準備 [水上機]

①飛行場所の確保
 少なくとも奥行き200m、左右200mx2、の空域と水面。安全に飛行機を水面に下ろせて回収出来る岸辺。周囲400m以内に人家、施設が無いこと。空域内に第三者が居ないこと
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②機体の確認
リンケージは確実か。舵角、舵の方向は適正か。モーターの回転方向。フェイルセーフは正しく設定したか。重心位置は適正か。フロートの取付は正確か
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③回収艇の準備
送信機の電池は十分か。動力用電池の用意と充電
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④水上機用バッテリーの用意
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⑤最終動作確認とハッチがしっかり閉まっているか確認

⑥行ってらっしゃーい!

次回、手許を離れてから離水までの操作、注意点を書きます

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