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前風〜後風〜② [F3A]

続きです
地面と機体の位置関係が認識出来てはじめて、一定の面での飛行が可能となります。基準が無ければ、そこに合わせるように飛ばすことは不可能ですから。視野を広く。口癖のように唱えましょう(笑)

機体がどういう動きをしているか分かれば、修正は容易です。でも修正というと、勘違いしてる方が多いので補足しますと、機体が想定している位置を外れてしまってから、修正したのでは遅いのです。「機体を想定する図形のラインに乗せるように修正する」のです。そうは言っても、実際にはなかなか思ったラインに乗りません。でも乗せるような意思、努力、予想、予測を駆使して練習することに意味があるんです。
漠然とした話が続いていますので、具体的に前風対処はどうするのか?ということになると思いますが、敢えてここで文章にはしません。が、ヒントは「風への対処はエルロンで」と「スロットルは第4の舵」という事です。
前回書きましたがラダーをグイグイ打っているうちは永遠に風への対処が出来ませんし、風があろうがなかろうが、いつもおんなじスロットルワークしていても同様。そんなんだったらスロットルフルハイのままの方が遥かに良く飛びます。本を読んだり、人から伝え聞いたことを間違って覚えていることが物凄く多いのです。一度頭の中をリセットして、クリーンな状態で機体の飛び具合を観察しましょう。重心位置が合っていなかったり、トリムが合っていなかったり、舵角の大小、舵を打ったらどんな動きをするのか、風の向きによってどんな挙動をするのか。そこが分からなかったら、どんな修正をすべきなのかが分かりません。
スポーツマン等のパターン演技を練習しようとするのであれば、一度キチンと整理してから練習を始めたらいいと思います。上達具合が全然違います。

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